子どもへの恐ろしい数の予防接種。
出産するまでまさかこんな膨大な予防接種があるなんて知らず、出産してからは怒涛のスケジュールに追われていました。
予防接種が良いのか悪いのかなんて考えもしませんでした・・・。
2歳0か月頃に怒涛のスケジュールも終わり、ほっこり時間があいたころ
「予防接種いいんですか？」
という文言がちらほら目に入るように。
次の予防接種は1年後の日本脳炎、3歳0か月頃。
時間もあるし調べてみようと思ったのが運の尽き。
推進派・反対派それぞれの書籍を読み漁りましたが、ざっとこんな感じの主張。
推進派→打たないと病気になるよ、周りに迷惑かけるよ（日本的・・・）
反対派→ワクチンの添加物が危ない、打っても効果が薄い、打たずに病気になる方が高い免疫がつくetc・・・。
ワクチンとひとくくりにせず、個々のワクチンについて調べてみました。
まずは日本脳炎から。
日本脳炎
病気の概要
日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染。
日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20～40％が亡くなってしまうといわれている。
また、生存者の45～70％に精神障害などの後遺症が残ってしまうといわれている。
発生状況
1～10人/年（平成11～26年）、10人越え/2016年（平成28年？）
死亡は1人以下/年（平成12～21年）
ワクチンの効果
ワクチン接種により、日本脳炎の罹患リスクを75～95％減らすことができると報告されている。
日本脳炎発症者がワクチンを打っていたかどうかの情報は公開されていない。
ワクチンは1～4週間間隔で2回接種し、約1年後追加接種を1回する（基礎免疫が完了）。
基礎免疫の完了後は、1回の接種で4～5年間有効な免疫がつく。
ワクチン接種後の副作用
生後6ヵ月以上90ヵ月（７歳半）未満の小児で、以下の副反応が認められたとされている。
主なものは発熱、せき、鼻水、注射部位の紅斑や腫れ発疹などで、これらの副反応のほとんどは接種３日後までにみられる。
なお、ごくまれにショック、アナフィラキシー様症状、急性散在性脳脊髄炎（ＡＤＥＭ）、脳症、けいれん、急性血小板減少性紫斑病などの重大な副反応がみられることがある。
副反応報告頻度：60～72人/年（平成12～16年）、9～19人（平成17～20年）。
ADEMとして否定できないとされた症例は12件（3歳～10歳代、2013年4月1日～2016年6月30日）。
※ＡＤＥＭ（アデム）：ワクチン接種後に、まれに発症することがあるといわれる脳神経系の病気。
ワクチン接種後の場合は、接種後数日から２週間程度で発熱、頭痛、けいれん、運動障害などの症状が現れる。ステロイド剤などの治療によって多くの患者さんは後遺症を残すことなく回復するが、運動障害や脳波異常などの神経系の後遺症が残る場合があるといわれている。
（参考：厚生労働省HP、国立感染症研究所HP、感染症情報センターHP、厚生労働省検疫所HP）
公式情報をざっとあたってみました。
情報が1か所にまとめられていないので見にくかった・・・。
そして・・・
「副作用多くない？」
ただ、感染症のプロであるイワケン先生は日本脳炎患者が減ったのはワクチンのおかげだとワクチン接種を推奨しているみたいです。
イワケン先生の本についてはこちら
こちらのサイトもイワケン先生の考えがよくわかります。
新聞とか雑誌関係っていつの間にか記事が消えていたりするので念のためにこちらのサイトも。
半分より下辺りでイワケン先生の日本脳炎についての考えが掲載されています。
これだけ紹介しといてなんですが、ここは本間真二郎先生、鳥海佳代子先生の考えを採用することに。
本間真二郎先生、鳥海佳代子先生の本についてはコチラ
感想
日本脳炎の場合、人から人へは感染しないので予防接種を受けていないことを知られてもママ友からなんやかんや言われることはないし、子どもも差別されることはない。
（子どもは集団で生活しているのでこういうことは大事なのです・・・）
日本脳炎の予防接種にメリットは感じませんでした。
※上記の情報は全て管理人独自の調査に基づくものです。予防接種は自己責任でご判断ください。
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