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こどもの予防接種-BCGワクチンレポート-

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子どもへの恐ろしい数の予防接種。

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出産するまでまさかこんな膨大な予防接種があるなんて知らず、出産してからは怒涛のスケジュールに追われていました。

予防接種が良いのか悪いのかなんて考えもしませんでした・・・。
2歳0か月頃に怒涛のスケジュールも終わり、ほっこり時間があいたころ
「予防接種いいんですか?」
という文言がちらほら目に入るように。
次の予防接種は1年後の日本脳炎、3歳0か月頃。
時間もあるし調べてみようと思ったのが運の尽き。
推進派・反対派それぞれの書籍を読み漁りましたが、ざっとこんな感じの主張。

推進派→打たないと病気になるよ、周りに迷惑かけるよ(日本的・・・)
反対派→ワクチンの添加物が危ない、打っても効果が薄い、打たずに病気になる方が高い免疫がつくetc・・・。

ワクチンとひとくくりにせず、個々のワクチンについて調べてみました。

つづいてBCG。
いわゆる「ハンコ注射」というやつですね。

 

前回の日本脳炎の記事はコチラ。

itumosmile.hatenablog.com

 

BCG(結核

病気の概要

結核菌という細菌が体の中に入ることによって起こる病気。
結核菌は主に肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状を呈することが多いですが、肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがある。
特に、小児では症状が現れにくく、全身に及ぶ重篤結核につながりやすいため、注意が必要。

 

発生状況

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患者数及び罹患率(人口あたりの新規結核患者数)は順調に減少しているものの、今でも年間10,000人以上の新しい患者が発生し、約2,000人が命を落としている。
2020年は12,739人が結核患者として登録。
新届出結核患者の年齢分布では, 高齢者の割合が増加を続けている。

 

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新届出患者のうち65歳以上の割合は, 1996年では43.0%であったが, 2006年には54.5%となり, 2016年は66.6%となった。
2016年には80歳以上の患者が占める割合は39.7%である。
患者年齢が14歳以下の小児結核の新届出数は59人で, そのうち12人が外国生まれの者であった。

ワクチンの効果

生後1歳までのBCGワクチン接種により、小児の結核の発症を52~74%程度、重篤髄膜炎や全身性の結核に関しては64~78%程度罹患リスクを減らすことができると報告されている(Colditz et al, 1995)。
一度BCGワクチンを接種すれば、その効果は10~15年程度続くと考えられている。

 

ワクチン接種後の副作用

1%以下の割合で、接種した後に局所の潰瘍やリンパ節の腫脹がみられると報告されている。
また、発生頻度は不明であるが、接種後に「アナフィラキシー」、「全身播種性BCG感染症」、「骨炎・骨髄炎」、「皮膚結核様病変」等が発生したという報告がある。
平成25年度は約90万人が接種しているが、厚生労働省に届けられた定期のBCGワクチン接種に関する副反応報告数は174件で、リンパ節の腫れが74件と最も多く、次いで皮膚症状が40件報告されている。
比較的重い疾患としては骨炎が10件、全身性のBCG感染症が2件報告されている。

(参考:厚生労働省HP、国立感染症研究所HP)

 

感想

日本脳炎に比べると情報がまとめられていて、調べやすかったです。

結核患者は高齢者が多く、日本国の公式HPに書いてある通りワクチンの効果が15年つづくとすれば・・・

 

1歳になるまでに接種する必要ってある??

 

ちなみに、イワケン先生はもうひとつ別な理由からBCGワクチンの接種について疑問を呈しています。
参考書籍はコチラ。

itumosmile.hatenablog.com

 

 

※上記の情報は全て管理人独自の調査に基づくものです。予防接種は自己責任でご判断ください。

 

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